2011年3月25日金曜日

楽観視できない、日本の発電所での新しい問題

The New York Times (オリジナル記事はこちら)
By KEITH BRADSHER
公開日:2011年3月23日

(本文)
熱波や放射性蒸気の爆発にもかかわらず、今週、勇敢にも被災原子力発電所の6つのすべての原子炉建屋にワイヤを繋いだ日本の電気技術者たち。

福島第一原子力発電所で電気の復旧は、危険性を下げるものと期待していた。しかし、核技術者が言う、最も困難で危険な作業らに取りかかるのははこれからで、そして修理チームの側においては時間は必ずしも必要ではないと。

タスクには、手動で何百ガロンもの放射性の水を排出し、排水ポンプから放射性ガスを放出し、過熱炉容器の下に斜めに配置されている冷却システム緊急時の配管があります。現場からの放射能汚染の拡散を食い止める緊急性については、幼児が水道水を飲んではならないという水曜日の健康に関する警告でも強調されていた。140マイル南西に離れた東京ですら、大規模な汚染についての警告を発している。

「事故を回避したと言えるまでには、少なくとも10日間から2週間はこの潜在的な作業を続けなければならない。13年の原子力発電所のオペレータとして働いていたMichael Friedlanderは言う。」

原子力のエンジニアたちは徐々に、日本の技術者たちに早く作業するようにと圧力をかけられるのではないかという別の問題への懸念を始めている。というのは、原子炉内部の塩、これはより高温にと作用するものであるが、最悪の場合には、ウランの溶解を引き起こし放射性物質の範囲を広げることにつながる。

Richard T. Lahey Jr氏は、福島第一工場に沸騰水型原子炉を設置したゼネラルエレクトリック社の当時の安全研究課長は、海水が原子炉に注入され蒸発すると、塩がさらに残ることになる。

彼の見積もりでは、1号機では57,000ポンド(約28.5トン)、2号機3号機ではそれぞれ99,000ポンド(約49.5トン)の塩が蓄積しているのではないかとしている。

大きな疑問は、その塩のうちどれだけがまだ水と混ざり合うかということと、現在、どの程度の塩がウラン燃料棒に痂皮(かさぶた)のようになってしまっているのかということだ。

痂皮は、燃料棒を水から隔離し、燃料棒を高温にさせてしまう。痂皮が厚くなると、燃料棒間に水が循環するのをブロックしてしまう。燃料棒が高温になるにつれ、ジルコニウムの被覆が破壊され、気体状の放射性ヨウ素の内部が拡散し、さらにはウランのの溶解を引き起こし多くの放射性物質が放出される場合も考えられる。

しかし、塩の中には、むしろ燃料棒に付着するよりも、原子炉容器の底に沈殿するかもしれない。

冷却で使われた海水の一部が海に放流されていると、日本では報道されている。塩の一部も排出されているかもしれないが、放射性物質が含まれている可能性もある。しかし、明らかにかなりの量の塩が残っている。

日本の原子力安全規制当局は水曜日に、海水の代わりに淡水を利用できるように器機の変更を行っていると報告した。
(つづく)

0 件のコメント:

コメントを投稿